伏(ふせ)

文春文庫　桜庭一樹　「伏　贋作里見八犬伝」　700円



最初の6分の1ほど読んだ所ですが…
今のところ。

好きじゃない。

人間と同じ姿をした犬人間を狩るんですが、
まったく人を殺す逡巡なし。

もしくは生き物を殺すことに対する敬意が感じられない。
これから主人公たちに、その気持ちが芽生えるのかもしれませんが、
 話の筋がどうこうよりも、
他者に対する「思い」がない。

「殺せばお金になる犬人間を狩っちゃおうぜー
　だってやつら人間さまを殺すほど残虐なんだから。
　人と同じ姿をしてても関係ねーぜ」 って感じー？

もちろん、読んでてイライラします。

登場人物は「南総里見八犬伝」の登場人物の名前を多用。
でも最初からガンガン殺しまくってるので、
八犬士は半分以上死んでますｗｗ

一応読むけど、って感じのお話ですね。

今のところオススメはしません。